Last updated 2017-12-19
看取りサポート例
200件以上の事例から…
エンディング・ナビで、生前からの看取り〜ご葬儀〜納骨までナビゲートした数は
200件を超えています。その事例の中から、幾つか紹介いたします。
サポートナビゲーション例
・「母が遺産の受け取りを拒否」New!
・「消えた資産と長男の成長」
・「資産をどう扱うか?」- F家
花祭壇プロデュース例
「困った…」ナビゲート例
母が遺産の受け取りを拒否
『法廷相続人である高齢の母が、亡くなった次男の遺産受け取りを拒否した。』
というところから相談が始まりました。
そこでファイナンシャルプランナー同席の中で、一旦母に相続させ、次に母から長男、
長女へ「生前遺産分割 ※1」をして実質的な次男の遺産をわけることをアドバイスしました。
これによって受け取りを拒否していた母の感情面も救われることとなりました。
今後、母の介護や法事を執り行う際の費用を考慮して、現金3,000万円は兄(長男)へ、
中古マンションは妹(長女)が受け継ぐことになりました。
※1) 3,000万円までは無税で受け継ぐことができます。
行ったナビゲート
退職金はどこへいったのか?
当時、ご葬儀の費用として100万円程度しかなく、受け取ったはずの退職金がなくなっていました。通帳などから資産調査を行ったところ、父の弟が300万円の預金通帳を預かっていることが判明し、父のお世話をなさっている長女のところへ返してもらいました。また、父の兄に500万円貸していることも判明しましたので、1年の交渉を重ね、返金していただくことになりました。
【 資 産 ア ド バ イ ス 】
・その後お墓を購入し、残りの資産を
長女と次女で分配するようアドバイス。
・お墓の維持費を考えて残金500万円のうち、
200万円を長女、
300万円を次女(お墓も受け継ぐ)が
受け継ぐことをすすめる。
長男の心が大きく成長
今回のことがきっかけで、次女の長男(故人様の孫息子)が半年の間に精神的に大変成長しました。「自分がおいじいちゃんのお墓を守って、しっかり頑張るぞ!」と頼もしくなり、大学進学も前向きに取り組み始め、見事合格を果たしたのです。
行ったナビゲート
残りの資産をどう扱うか?
夫名義の500万円の定期預金から10ヶ月分の入院費、夫妻の生前戒名費、ご葬儀費用、仏壇費用、お墓費用を支払うよう、おすすめしました。
「公正証書遺言」 作成
相談者である妻の遺言状を「公正証書遺言」として残すために、公証人役場へ同行し、作成しました。
「任意後見人契約」を結ぶ
遺言状作成と当時に、妻と姪との間で「任意後見人契約」を結びました。資産は「生保の年金型」に、姪を受取人として契約しました。※死後の手続きは行政書士に依頼。