判断能力のしっかりしている70歳の段階で資産一覧表の作成をしましょう。
80代の4人に1人、90代の2人に1人が認知症を発症すると言われていますので、
判断能力が衰えてくる80代になる前に資産を明らかにしなければ、
80歳から始まる20年間という長いサードステージのライフプランを考えることができないのです。
自分の頭の中で把握していても、将来に備えることはできません。

成年後見人とは、高齢者の保護者にあたります。
高齢になり判断能力が衰えたときや、認知症になったりして意思決定をご自身で出来なくなった場合に
備えて、意志が明確なうちにご自身で後見人すなわち保護者を決めておく制度です。
公正証書を作成して契約を行います。
意思決定が出来なくなった時点で家庭裁判所への申立により後見が開始されます。
この時、医師による意見書の提出、財産目録が必要になります。
尚、後見人は定期的に裁判所の定める後見監督人への報告が義務付られていますので、
高齢者にとって安心な制度です。
不動産(自宅を含む)・証券を資産としてお持ちの方、銀行等の貸し金庫をご利用の方、
お子様がいらっしゃらない方、残されるお子様に何らかの障害がある方には、
任意成年後見人の登記をお勧めします。

家は資産も無いから、子供達の仲が良いから、という理由で遺言状を作成しない方が多いのですが、
現金以外の資産(ご自宅含む)をお持ちの方は、遺言状を公正証書で残しましょう。
均分相続が法定された現代においては、財産の多い少ないに関係なく、
トラブルのない円滑な財産の継承を行うために公正証書遺言書は、不可欠です。
特にお子様の1人と同居の場合は、遺言書がなければ、僅かな財産を兄妹で争い、
御自宅を売却せざるを得なくなることも考えられます。
残された家族の平安を望むなら、公正証書遺言をお勧め致します。
尚、自筆遺言は、書き方によっては遺言としての効力が発揮されない場合がありますし、
家庭裁判所への提出及び検認が必要となります。検認前に開封してはいけません。

自分の気持ちや考えをもう一度言葉に出してみましょう。
思いがけない発見や体験的な知恵がメッセージという形で生き続けます。


自分に向けて、寄り添ったパートナーに向けて、お子様、友人に向けて…
インタビュー形式でお話いただいた後、編集いたします。


心からのメッセージを大切に伝えていきましょう。

「まだ生きているのに…」と思われるかもしれませんが、いざその時に飾られるなら、
慌てて探したスナップ写真より、
美しく微笑んでいるあなたらしいお写真であってほしいと思いませんか？
楽しい時間の中であなたらしい１枚を撮っていただきたいと思います。
エンディング・ナビでは、生きている間に描いておく肖像「寿像（ジュゾウ）」のように
生きた証を作られていくことをおすすめいたします。
メイクをし、ご希望の趣きで撮影いたします。